願い星 - SHOWTA.（320K）

nasa

若干18歳、女性を思わせるハイトーンヴォイスのヴォーカリストSHOWTA.のデビュー・マキシ・シングル。
優しいピアノと透明な歌声が溶け合い、感情を静かに揺さぶるバラード「願い星」、メロディーが文学作品のように美しい詩の世界観と重なる「ホタル」。
どちらも'叶わぬ恋'を歌う2曲は、SHOWTA.自身の体験とリンクしリアリティを付加している。
天使の歌声とSHOWTA.自身のピュアな思いが重なり、聞く人々の感情をそっと揺さぶる名曲。

【アーティストについて】
1987年生まれ、福井県出身。2004年ヤマハ・ティーンズ・ミュージック・フェスティバルに出場。他の出場者がオリジナルのバンド形式で出場する中、既存の女性ヴォーカル曲をカラオケで歌い、その歌声だけで数々の賞を受賞。女性とも男性ともとれる歌声は、年齢・性別を超越した、天使の歌声である。



願い星

作詞：川村真澄
作曲：山口寛雄
歌：SHOWTA.

僕のすべてだけじゃ
足りないんだ　たぶん
切りすぎた爪が　痛いくらい
ぎゅっと　手を握った

君を想うだけで
胸に閉じ込めてた
数えきれない　気持ちが今
空に昇ってく

消えそうな　星が見えるよ
君の視線　たどった

右の肩と左の肩
離れないように並んでる
違う願い　同じ切なさで
伝えたくて　届かなくて
声にはならない言葉を
僕は抱きしめているよ
星空の下で

川を渡ってくる
風の中　かすかに
どこからか　遠い街の花火
音だけ聴こえた

笑わせようとして
はしゃいでみせたけど
君は本当は　泣きたかったの
わかっていたけど

ゆっくりと歩いてゆこう
いつもそばにいるから

右の頬と左の頬
重なることなどないけれど
温かさは辛いほどわかる
かなえたくて　かなわなくて
こわれそうな　その言葉を
僕は守り続けるよ
星空の下で

右の肩と左の肩
ため息で　少し揺れている
小さな夢　遠いねがい星
見つめないと　消えてしまう
輝きのような言葉を
僕は抱きしめているよ
星空の下で